コンクリート二次製品とは、生コンクリートを原材料として形成した製品のことです。
例えば道路用（遮音版・高欄・ガードフェンス・側溝等）を始め、擁壁、法面保護、水路、下水道、通信関連など様々な製品があります。
当社では、それらコンクリート二次製品の骨組みとなる組立鉄筋を製作しています。
ボックスカルバート
ボックスカルバートは下水道、雨水対策など従来から土木事業に多く使われてきた製品です。小型から大型まで、形状も4分割やアーチ型など多品種の製品の製作が可能です。
擁壁
擁壁はL型の形状で、宅地造成工事等に多く使われる製品です。様々な擁壁高さ、コーナー用(90°、135°等)の製作も可能です。
ガードフェンス
ガードフェンスは主に高速道路で使用される車両の突破を防ぐための剛性防護柵です。中央分離帯用や路肩用、壁高欄をはじめ特殊な配筋についても製作可能です。
貯留システム
貯留システムは主に都市部における洪水や地下水の枯渇を防ぐために使用されます。地下に設置する遊水池やオープン調整池、防火水槽など様々な製品の製作が可能です。
法面保護
法面保護ブロックは法面の侵食や風化を防止するためや表層滑落を防止するためのものです。
ミニシールドセグメント
ミニシールドセグメントは、口径2ｍ以下の下水道に使用され、合理的な配筋設計により作られた三等分割のミニシールド工法専用の製品です。当社ではφ900～φ2000サイズまでの製作が可能です。
材料受け入れ検査
材料受け入れとして、まず車上にて規格・径・数量を納品書と照合。
次に外観（錆・疵・汚れ）がないか確認。
社内規定に応じて機械的性質（耐力・伸び・引張強度）を検査。
中間検査（曲げ加工筋）
スケールやプロトラクター、原寸図等を用いて、曲げＲ・加工後寸法の確認。
曲げ始め、中間、最終の3回実施。
冶具検査
スケールや水平機などを用いて製作冶具を検査。
製品検査
配筋図と照合し、ピッチや長さの確認、配筋位置の確認。
溶接点にアンダーカットやその他溶接不良がないか確認。